日本放射光学会誌
Vol.24,No1/Jan.2011

【表紙の説明】 

X 線結晶解析によって解明されたCa2+ ポンプのイオン放出機構。脂質二重膜内にある結合部位に隔離されたCa2+ は,P ドメイン上の燐酸化アスパラギン酸の加水分解と連動して,小胞体内腔側に放出される(左図)。内腔側ゲートの開閉はA ドメインの回転によるが,加水分解に関わる水一分子によって制御されている(右図)。

      
*2011年度会長挨拶
尾嶋正治(p.1)(1ページ、912k)
   
* イオンポンプ(P 型ATPase)の構造生物学
豊島近(p.2)(8ページ、8,601k)
* 超高圧下でのX 線分光法:シリケイトガラスに対するX 線ラマン散乱
福井宏之,平岡望(p.10)(9ページ、9,415k)
* 有機トランジスタ材料ルブレンの伝導層における分子構造
若林裕助(p.19)(5ページ、4,857k)
* フロンティアソフトマター開発産学連合ビームライン(FSBL):BL03XU の概要
増永啓康,小川紘樹,高野琢,杉原保則,櫻井和朗(p.24)(8ページ、7,569k)
  *SESAME-JSPS-KEK 放射光スクールに参加して
組頭広志(p.32)(2ページ、6,262k)
  *第10回X 線顕微鏡国際会議(XRM2010)の会議報告
星野真人(p.34)(3ページ、1,874k)
  *7th International Conference on Inelastic X-ray Scattering (IXS2010) の報告
石井賢司(p.37)(3ページ、5,869k)
   


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